『ブロックアウト』とは、平たく言えば「3D版『テトリス』」と言うべきパズルゲームである。 『テトリス』が、横視点パズルゲームである。(日本版)の入力方式は、8方向3ボタンである。
『テトリス』と比較すると、下記の点が異なると言える。
流石に横視点だと綺麗に積んでいても死角が出来るためか、フィールドを(落下方向とは反対という意味の)上から見た視点となっている。 そのため、一旦地形に空洞が出来てしまうと、空洞の位置を目視で確認するのが極めて困難となる
上視点のため、ブロックを「敷き詰める」という感覚がより強くなる。
透過性が無いとフィールドの確認が困難であるため、ブロックは枠組み(ワイヤーフレーム)のみで描画されることが多い。 フィールド自体に色が付くのは、地形の段差判断
→『テトリス』では、単位正方形4個分をくっつけた「テトロミノ」*17種類しかブロックが無いが、 『ブロックアウト』では、単位立方体(cube)1個の「モノキューブ」から、5個の「ペンタキューブ」までの 全ての個数のキューブが登場するため、ブロックの種類が多く、難しさの要因となっている。
AC版『ブロックアウト』(日本版)の入力方式は、8方向3ボタンである。
AC版『ブロックアウト』(日本版)の入力方式は、8方向3ボタンである。 3ボタンは通常横一列に配置され、左から下記の配置となっている。
ボタン押下後、ブロックは真下の地形に接触するまで真下に落下し固定されるため、『テトリス』でいう所の「ハードドロップ」に近いが、 地形接触後の僅かな時間、回転や1~2マスの横移動操作が可能である。
ここで注意すべき点は、立体空間の3本の軸に対して、回転方向が2方向しか存在しないということである (※同じアーケード版『ブロックアウト』の海外バージョンには、3方向目の回転ボタンが存在する)。 そのため、状態によっては手数がかかる上、その状態に持っていく回転方法自体が分かりにくいものとなっている。
本サイトでは、そのあたりを考慮した回転について説明していく予定。
記事作成:コーリャン(Koryan)