Last Update: 2002.7.15.
「TGM2」という副題が示すとおり、基本的システムは前作『テトリス・ザ・グランドマスター』と 同じです。しかし、接着・消去・待機時間などがLv500以降徐々に短くなっていく点や、上入力による 即落下(テトラミノを接地した瞬間の状態にする)の導入により、よりスピーディーでハイレベルな テトリスに生まれ変わったと言えます。
2000年10月稼働開始の『T.A.』では、前作と同じくLv999を目指す「マスターモード」の他に、 Lv300でクリアとなる「ノーマルモード」が追加されました。そして、新バージョンの『T.A.PLUS』 では上記2モードの他に、フィールド下から徐々にブロックがせり上がる「TGM+モード」、そして ゲーム開始直後からマスターモードLv700程度の早さという超上級者向け「デスモード」が追加 されました。また、ひとつのフィールド(幅14セル)をふたりでプレイする「ダブルスモード」も 追加されています。
レベル(テトラミノ出現毎に+1、消去ライン1列毎に+1)が300になるとクリアです。 但し、Lv299ではブロック消去でないとLvが上がらず、クリアになりません(レベルストップ)。
Lv100、Lv200達成の時にアイテムブロックが登場します。([FreeFall]と[DellEven])
落下スピードはMASTERモードとは違います。基本的には徐々にスピードが 上がりますが、Lv100、200に達する毎にスピードが落ちます。
レベル(テトラミノ出現毎に+1、消去ライン1列毎に+1)が999になるとクリア(カンスト)です。 但し、99,199,……,899,998と100区切りではブロック消去でないとLvが上がりません(レベル ストップ)。
ランク(級・段位)システムがあり、プレイしているとランクが上がっていきますが、 昇級の条件は全く不明です。ランクは9から始まり、 9,8,……,2,1,S1,S2,……,S9,m(,Gm?)。mはクリア時にm条件を満たしていれば獲得と なります。m条件は明らかにされていません。ただ「カンスト達成時S9」は必須だと思われます (カンストの瞬間にS9に昇格してもmになる可能性はある)。 また、『TA』よりも『TAP』の方がm条件が厳しいようです。
落下スピードはLv199迄は徐々に上がっていき、Lv200でいったん下がるがLv299迄に1G(?)、 Lv300台は2G〜4G、Lv400台は5G〜3Gと変化していきます。Lv500に達すると20Gとなりますが、 ここから100レベル毎に接着・消去・待機時間が段々短く(速く)なっていきます。
カンストすると一旦フィールドが初期化され、スタッフロール中に再びゲームが始まります。 ランクがS9以下の場合、フィールドに置かれたブロックが一定時間経つと見えなくなってしまいます。 m条件を満たしている場合は、操作中のブロックが固定された地点で見えなくなってしまいます。 スタッフロール終了まで窒息せずに続けることができれば「完全クリア」となります。
レベル(テトラミノ出現毎に+1、消去ライン1列毎に+1)が999になるとクリア(カンスト)です。 但し、99,199,……,899,998と100区切りではブロック消去でないとLvが上がりません(レベル ストップ)。
一定の間隔で、フィールド下方からブロックが1列ずつせり上がってきます。せり上がってくる ブロックの穴の場所のパターンは決まっているようです。せり上がるペースはレベルが上がるにつれ 速くなっていきます。
Lv499迄の落下スピードはMASTERモードと同様と思われます。Lv500以降は20Gですが、 MASTERモードと違いLv500以降も接着・消去・待機時間が変わりません。
レベル(テトラミノ出現毎に+1、消去ライン1列毎に+1、100毎のレベルストップ有)が500になると スタッフロールに入るかmになります。mになった時のみプレイを続けることができ、Lv999に なるとGmクリアとなります。
ランクは500達成時のmと999達成時のGmの2つが現在確認されています。m条件は明らかに されていませんが、「500達成時3:25切り」を目指すとよいという目安があります。 この条件の信頼性はかなり高いようです。
落下スピードは初めから20Gで、接着・消去・待機時間などはMASTERモードのLv700台と同じくらい のようです。以降、100レベル毎に接着・消去・待機時間が段々短く(速く)なっていくようです。
通常よりも幅が広い(14セル)1つのフィールドで、2人同時にプレイするモードです。
レベルはそれぞれのプレイヤーにあり、両方のプレイヤーのレベルが300に達すると クリアとなります。片方だけが300に到達してもクリアにはなりません。
片方のフィールドがプレイ中の時にもう片方でスタートすると「乱入しますか?」と 聞かれるので、「YES」を選択すると対戦モードに突入します。通常2本先取です。
基本的にはラインを消して相手のフィールドをせりあげていくスタイルですが、一定の間隔で 降ってくるアイテムブロックを消すことによって様々な攻撃が可能です(詳しいことはあまり 分かりません(^^;; )。
『TAP』では、プレイ中にスタートボタンを押すことで、相手が乱入できない「乱入拒否」の 状態にすることが出来ます。
(注:AとCは同時(同フレーム内)にはおそらく機能しません)
「回転法則」の、太枠に囲まれた状態が初期状態、 赤矢印は正(左)回転、 青矢印は逆(右)回転を表しています。
種類 | 色 | 初期状態 | 回転法則 |
---|---|---|---|
棒 | 赤 | ||
L | 橙 | ||
逆L | 青 | ||
凸 | 水色 | ||
Z | 緑 | ||
逆Z | 紫 | ||
四角 | 黄 |
『TGM』からの変更点はこの文字で示しています。
フィールド | |
---|---|
縦の長さ | 20段+1段(画面上に出たブロックは残る) |
アウト条件 | Nextテトラミノが登場する時に地形ブロックと重なる (但しIRSを用いた時にかわせる場合はセーフ) |
フィールド上部 | 1マス上に出る回転は可、固定後ブロックは残る |
操作 | |
落下(ドロップ) | あり:[下] |
即落下(ワープ) | あり:[上]、テトラミノを接地した瞬間の状態にする |
左右タメ | あり:タメ時間(約0.25秒〜徐々に短く)、タメ移動速度1G |
順(左)回転 | あり:[A]or[C] |
逆(右)回転 | あり:[B] |
180°回転 | なし |
回転時補正 | 基本的にあり(左右1マス)、自動(回転操作のみで補正) 左右どちらも可能な場合は右が優先 |
先行横移動 | なし |
先行回転 | あり(IRS:出現時に回転ボタンを押しっぱなし) |
その他のシステム | |
自然落下速度 | 1/64G〜5G、20G(即落下) |
ドロップ速度 | 常に1G? |
自然接着時間 | 約0.5秒〜徐々に短く |
接着時間リセット | あり(接地→空中になり1マス落下すると時間がリセット) |
下固定時間 | どんな状況でも即固定(0or1f?) |
ブロック消去時間 | あり:徐々に短く(?f) |
ミノ待機時間 | あり:徐々に短く(?f) |
ミノの横移動 | 1マス毎にカクカク |
ミノの縦移動 | 1マス毎にカクカク |
同フレーム処理順 | 回転(補正含む)→移動→落下(→表示) |
落下場所表示 | あり(TLS:通常は序盤のみ表示) |
ツモ調整 | あり(あるテトラミノが出ると、しばらくは同じものが出にくい感じ) |